司馬遼太郎の電子ブック

 携帯にaubiblioを使うようになってから、読書する機会が増えた。本は事前に意識して持ち歩く必要があるが、携帯電話は常に持ち歩くため意識する必要がない。ちょっとした空き時間に読む機会が増えると、続きが気になるため帰宅した後にも読むことが増えてきた。読書する習慣が付くと、電子ブックでない本にも手が出るようになった。Kindleなどの電子ブックリーダーが盛り上がってきているようだが、今のところ私にはbiblioが合っているようだ。Kindleを持ち歩くのが邪魔くさそうだし。

 ところで、NHK司馬遼太郎の「坂の上の雲」のドラマが始まった。司馬遼太郎の本は中学〜高校時代にかなりはまって読んだのだが、戦国時代や明治維新の方に興味が向いていたため、「坂の上の雲」はスルーしていた。主人公の秋山兄弟と正岡子規に興味が持てなかったのだ。

 今になってドラマの予告編や第一回を見て興味が沸いてきたため、電子ブックを購入しようと探してみたが、無い。それどころか司馬遼太郎の作品自体が何も見あたらない。PCで検索してみたら、「燃えよ剣」だけはかろうじて見つかったが、他は見あたらない。電子ブック利用者層を考えると、司馬遼太郎などは真っ先に電子化されてもおかしくないと思うのだが、なぜ無いのだろう。著作権上の問題とか何かあるのかな?

 とりあえず「坂の上の雲」の文庫本は実家で親父が持っているようなので、正月に帰省したときに借りることにしよう。

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)